#02 Motion Capture Mechatronics

お久しぶりです
今回もテルスタにある機構に関するトピックスを紹介していきます。
今回はテルスタに常設している『Motion Capture Mechatronics』についてご紹介します。

『Motion Capture Mechatronics』とはテルミックが独自に開発した特殊機構装置にセンサーを内蔵し、そのセンサーをバーチャル空間と連動させるというものです。



1.ターンテーブル / ベルトコンベア
特殊機構装置はターンテーブルとベルトコンベアが一体化しており、それぞれがバーチャル空間と連動しています。連動することでカメラを動かさずに回り込んだり移動したりしての撮影ができます。





ターンテーブルとベルトコンベアを同時に連動させることもできるので、より広い空間での撮影を可能にします。



2.環境光
特殊機構装置とバーチャル空間を連動させることで環境光も変化します。その結果、被写体が空間に馴染みやすくなり、より良い撮影環境を構築できます。



3.リモートコントローラーによる操作
特殊機構装置は自社開発の専用リモート端末で制御します。ターンテーブルやベルトコンベアの速度は端末で調整します。事前に角度や時間を設定できるので、同じシーンをスムーズに何度でも繰り返し撮影することができます。



また、ダイヤル式のアナログリモート端末でも制御できるので、より細かい速度調整や直感的な操作が可能になります。



4.特殊機構装置のセッティング
特殊機構装置は移動式であるため、自由な場所に設置できます。稼働までのセッティングは約4分で完了するため、転換作業に多くの時間を要しません。



弊社以外のスタジオへのレンタルにも対応しているので、気になる方は是非ご連絡ください。